医療情報システムのおすすめポイントと費用については見積りを | 株式会社コムズ・ブレイン

医療情報システムを導入すると、取り扱える情報は非常に多岐にわたります。また、病院の規模に応じて必要とされるシステムも異なってきます。

そのため、一言でどれくらいの費用がかかるのか明確にするのは難しいです。慎重に検討するためにも、メーカーに問い合わせて見積りを出すのがおすすめです。

医療情報システムで病院が考えたいIT化のリスクと対応・対策

医療情報システムのIT化

医療情報システムを導入すると、院内の作業は大幅に効率化できます。しかし、メリットだけとは言い切れない面もあります。

どんなリスクが考えられるか

例えば、カルテを紙媒体で管理してきた場合。電子カルテに移行後、システムダウンによってこれまで管理していたものが、一時的とはいえ一斉に扱えなくなる可能性があります。

また、セキュリティの脆弱性をつかれ、情報漏洩につながるといったリスクも考えられます。医療情報システムによるこのようなリスクを回避するには、セキュリティの強化が必須です。

リスク回避対策

情報を取り扱ううえで、リスク回避対策として以下の3つが情報セキュリティに定義されています。

  • 権限を持った人のみが使用できる
  • 権限を持たない人によって手が加えられない
  • 必要なタイミングで確実に使用できる

認証システムを取り入れて、権限を持った人のみが扱えるようにすることは当然のこと、ファイアウォールやウイルス対策ソフトなどで、外部からの攻撃は徹底的にシャットアウトします。

また、万が一のときに備えて保存先を2つ用意しておく、電源対策といったものも重要です。

さらに、これらに加え、費用が高額の最新機器を採用したことによる理解を院内で深めておくのも重要です。取り扱いが容易になったぶん、使用する側が十分に気をつけておかなければ思わぬところで情報漏洩が生じてしまいます。このリスクを避けるためにも教育や研修の徹底がおすすめです。

電子保存の三原則について

空に浮かぶパソコンのイラスト

医療情報システムを取り入れるうえで、データを安全に取り扱うために重要な基本があります。

それが電子保存の三原則です。これら三原則は、大切な個人情報を取り扱ううえで大前提となる重要な基本です。

真正性の確保

1つ目である真正性とは、システムの責任を明確にして、その情報が正確であり、変更や修正した記録がはっきりとしていること、これらを指します。患者が多いためその情報は当然膨大となりますが、一つひとつが正確であることは必至です。

見読性の確保

次の見読性とは、システムで取り扱われているデータを必要に応じてスムーズに確認ができる、そして紙面に瞬時に表せられる、といったことを指します。確認、印刷がスムーズに行えるシステムを用意することはもちろんのこと、随時必要なアップデートが大切です。

保存性の確保

3つ目である保存性とは、必要とされている期間の間に厳重に管理できることを指します。カルテは作成から5年間ははっきり確認できる状態での保存が必要です。ただ保存しておくだけではなく、万が一のときに備えてバックアップなどを施し、絶対に消失しないようにします。

株式会社コムズ・ブレインの安全性に対する考えについて

カルテは最低5年の保存が必要ですが、電子機器は常に進化していくため、環境の変化に合わせて情報を最適な状況で管理できるようにアップデートしていかなければなりません。株式会社コムズ・ブレインでは、医療情報を安心安全に取り扱えるセキュリティの確保はもちろんのこと、そのほかのサポートも充実しているシステムを提供しています。

USBなどの外部メディアの制御、アンチウィルスソフトの導入、ログインやアクセスの履歴保存など、システムのセキュリティ面は万全です。またシステム以外にも、相互作用、重複検査、禁忌、病名、といったチェックが行える機能も提供しています。

医療情報システムの費用に関する相談は株式会社コムズ・ブレインまで

会社名 株式会社コムズ・ブレイン/KOMTH Brains, Inc.
住所 〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町4-4 阪急東ビル7F
TEL 06-6809-3941
URL https://www.komth.com/
資本金 1億5000万円
代表取締役社長 立山智崇
取引銀行 三井住友銀行
設立 平成18年8月1日
事業内容
  • 電子カルテシステム・オーダリングシステムを中心とした医療情報システムの開発・販売・保守。
  • 医療情報システムの導入に関わるコンサルティング